今日は日曜日?(現状にて思うこと)

 

2020年4月現在、メディアでもSNSでも話題は新型コロナウィルスのテーマ1色といった感がありますが、そのような中で外国の友人や知人たちと安否確認を兼ねて情報交換をしてきました。ドイツはもちろんベルギーやテネリフェ島(!)まで幅広く連絡を取ってみましたが、当然ながらどこも似たような状況のようです。でも各国の実情は日本での報道とはまた異なる部分もあることがわかり、参考になりました。

 

そして今日は、音楽仲間であり友人でもあるギタリスト、Tim Donahue(ティム・ドナヒュー)と久しぶりにSkypeで会話。ティムはフレットレス・ギターとエレクトリック・ハープ・ギターという特殊な楽器を自由自在に操る鬼才で、僕のアルバムStation To Stationにも参加してくれています。日本在住ながら、過去にはチック・コリア(p)、ジャン・リュック・ポンティ(vln)、ジョー・サトリアーニ、スティーヴ・ルカサー、マイケル・ランダウやジェフ・ベックと共演し、彼自身のリーダーアルバムにはジェームズ・ラブリエ(vo)、マイク・マンジーニ(ds)、ポール・ロジャース(vo)が参加しているという、考えてみればとんでもないキャリアの持ち主です。 

 

プレイヤー、作曲家(自己のアルバムなどに加えて映画音楽等も)、クラフトマン(彼のハープ・ギターは彼自身の設計によるもの)そして音楽講師も務めるティムですが、当然ながら今回の新型コロナによる自粛要請で彼も自宅に缶詰め状態となっているとのこと。しかし、これについて彼が述べたことが印象的でした。

 

「確かに色々と大変なことはある。でも、我々ミュージシャンはそれでも仕事を行なうことができる。

今のうちに腕を磨いておくことももちろんだが、この時間を利用して徹底的に曲を書いていく。今まで無かったレッスンのカリキュラムを作成していく。自宅からオンラインで音楽業務を行うシステムを一新する。機材の最適化でもいい。やるべきことは山ほどある。時間などあっという間に過ぎる」

 

うん。

 

「落ち込んでいても何も始まらない。他の仕事に就いている人々の中には、現状では本当に何もできずに大変な目に遭っている人も少なくない。自宅にいても自ら仕事を作っていけるミュージシャンはまだラッキーだ。それをありがたいと思わないと」

 

うん。

 

「日本はまだいい。自分の故郷のニューヨークは本当に酷いことになっている。日本の現状に文句を言いたくない」

 

うん。

 

「唯一、ずっと家にこもって作業をしていると曜日がわからなくなる。今日は日曜日だったっけ?」

 

いえ、今日は木曜日(苦笑)。

 

ということで、その後もあーだこーだと1時間以上も話し込んでしまいましたが、色々な意味で刺激をもらえたトークでした。

 

現在、各方面での自粛要請や、スクールやイベントなどが相次いでキャンセルになることの影響からか、ここ最近は一部のミュージシャン(中にはかなり活躍されているアーティストも)からも、やや荒んだ印象のコメントなどが発信されるようになってきた感があります。でも、ミュージシャンたるもの、元々は何もないところから楽器1台(もしくは声のみ)で何かを作り上げて周りに届けてきた仕事。たとえ今までの仕事が減少または消滅しても、また身一つで新しいもの(それが何であっても)を作ればいいのでは?ティムとの会話では、その原点を再認識させられたような気がしました。

考えてみれば自分も、80年代のチェルノブイリ原発事故をドイツから間近で経験して以来、90年の東西ドイツ統一に伴う経済混乱とネオナチの台頭、日本へ越してきてからの3・11東日本大震災やリーマンショックなど、あらゆる形での社会・経済や文化の荒波を経験してきました。そして今回の世界規模の災難。これもいつかは必ず収束する。その時に力尽きていることのないよう、今のうちに次のステップ、活動再開に向けての新たな力とスキルを蓄えておくべきなのでしょう。少しでも弱腰になりかかった自分を反省しました。

 

明日からは(というか、もう日付変わっとる・・)また、曜日もわからなくなるぐらい物事に取り組むようにしましょう。やるべきことがどんどん浮かんできて・・・そうだ、あれも・・・そういえば、あの課題も・・・うわぁ、がんばろ・・・(←影響されやすい単細胞)。

 

皆様、安全第一でお過ごしください!

 

 


4月19日ライブ延期のお知らせ

 

いつもSHOOT THE DICEを応援してくださる皆様へ

 

4月19日に千葉稲毛Apolloにて予定されていたSTDライブですが、本日に延期が決定いたしました。個人的には、前回の稲毛ステージがものすごく盛り上がったこともあり大変楽しみにしていましたが、現状では何よりも皆様の安全を最優先して考えるべきであり、致し方のないことと思っております。 

 

 

振替の日程などについては、また後日改めてお知らせいたします。今後ともSTDの応援をよろしくお願い致します。

 

本投稿をご覧の皆様には、正しい情報を把握してくれぐれも安全を守っていただけますよう心からお願い申し上げます。

 

事態が早く収束して、一日でも早く皆様とまたご一緒に盛り上がれる日が来ることを祈っております。

 

先ずはお知らせまで

 


楽曲の先の「新たな楽曲」

 

昨晩はレッスン、今朝はリハーサル、そして夜分に改めてレッスン。同じスタジオに何度も出入りする2日間でした。 

 

 

午前のリハは、Shoot The Diceのベーシスト野々口毅氏と。このバンドはメンバーが超多忙のため、3人でスタジオ入りするスケジュールがなかなか調整できないので(←このブログを書いている約1名がヒマしておりますが・・)、せめて2人でも次回のステージで新たに加わる曲を仕込もうというものでした。  

 

かなりの難曲ですが、野々口氏のサポートで攻略法がかなり見えてきて、本番が楽しみになってきました。

 

ノノさんこと野々口氏とのリハはいつも密度が高いです。楽曲をただ練習するという次元ではなく、いかにしてその曲の中に演奏する「メンバーそのもの」を盛り込めるかに集中してリハを進めます。もちろん、曲をただ「ちゃんと弾ける」などは論外。STDで曲を演奏する時は、その曲が「メンバーの中から生まれた楽曲」とならなければならないという姿勢が求められる。野々口氏とのリハには、そのような気迫が充満しています。今回は2人だけのリハとはいえ、これがステージで「このメンバーにしか演奏できない曲」に変身する様子がイメージできるようになってきました。

 

たた、このバンドは本番で曲がどう展開していくかがわからんので・・・知らんぞ、オレは・・・(←急に無責任になるんじゃない)

 

同じ楽曲を弾いていても、弾き込み続けた先には「新たな楽曲」が見えてくる。演奏するすべての曲をそのような次元に持っていきたいものです。

 

まだまだスタートラインに立っていると感じる今日この頃。取り組むべきことが多くてどこから始めればよいのか・・・取り敢えずギターでも磨くか・・・(←子供かっ)

 

 

次回のSTDライブ、全力でかまします。

 

2020年419日(日)

SHOOT THE DICE

千葉・稲毛APOLLO

start:1830 

charge: ¥3.000 & order

お問い合わせはITANI OFFICIAL WEBAPOLLOまで


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PROFILE
ギタリスト・コンポーザー・音楽講師。

幼少よりよりドイツ在住。ミュージカル、ビッグバンド、ブルース、ハードロックからスイングジャズまでのサポートを務める傍ら、自己のバンド「ITANI」でヨーロッパ諸国にて活動。

1997年に帰国。「ITANI」を再結成する。今まで計3枚のアルバムをリリース。最新アルバム「Station To Station」は海外のプレスからも絶賛される。現在、AmazonやiTunes Storeにて好評発売中。

http://itanimusic.com/

LIVE SCHEDULE

2020年4月19日(日)
SHOOT THE DICE
千葉・稲毛APOLLO

2020年6月24日(水)
SHOOT THE DICE
大塚Live House Welcomeback
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