突然ですが

 

相変わらず公私ともになぜか忙しい毎日が続いていますが・・・

 

諸事情でこの週末、手持ちのドルやユーロを両替しに行きました。一昔前なら都内の銀行まで出向き、高い手数料を払って手続きを行なったものですが、今は空港や大手のホテルなどに両替機が設置されていて、手軽に利用することができる時代になっています。

 

そこでネットで検索してから湾岸沿いの大型ホテルが立ち並ぶ街まで出向いたのですが、なんと数々のホテルが営業停止もしくは実質上の「開店休業」状態。どこのホテルにも来客の姿が殆ど無いのです。両替機のある営業中のホテルを見つけるのも一苦労でしたが、ハロウィンに向けてエントランスが飾ってあるロビーで手持ち無沙汰に佇むホテルの従業員を見かけた時には胸が痛くなりました。改めてコロナの悪影響を目の当たりにした思いです。

 

この半年間で日本、いや世界中でコロナの影響を被らなかった人は皆無ではないかと感じていますが、その中でも自分の場合は仕事や生活においてのダメージは最小限に止まっていると思っています。コロナ以前のレベルにはまだ戻っていないものの、周りとの信頼関係で引き続きお仕事をいただけているのはありがたい限りです。仕事を依頼されるということ、仕事をこなせるということを決して当然と思ってはいけない。どのような状況においても日々を全力でこなしていかねばと改めて決意した出来事でした。

 

 

さて、これだけ意欲的な姿勢を記しておいてナンですが・・・

 

突然なお知らせとなりますが、来たる10月29日に大塚ライブを控えているShoot The Diceが、このライブをもって活動を終了することとなりました。

元々は年末に向けてそろそろかも、などという話が少しは出ていたのですが、11月以降に予定されていたスケジュールが主催者側の都合でキャンセルとなったため、このライブをもって「閉店」となります。なんとなく広報関係を受け持っているような役割だった自分が、メンバーの中でこのお知らせを最初に載せることとなります。

 

詳しくはまた後日に記しますが、決して仲違いしたわけではなく、お金の話で揉めたわけでもありません(←そもそも揉めるほど稼いだ覚えが無いような・・・笑)。既にメンバー間では「今後はまた別の形でタッグを組めれば」という話も持ち上がっています。全く異なるバックグラウンドを持つ3名のミュージシャンが約5年に亘り「バンド」として、ひたすら音楽と演奏を追求し続ける活動を続けることができました。その間、多くの方々に応援していただいた感謝の気持ちで最後のステージを全力でかまし・・・もとい、お届けしたいと思います。お時間のある方はぜひぜひお越しください! 

 

2020年10月29日(木)

SHOOT THE DICE

Jun Saito: Drums、伊谷 希:Guitars、野々口 毅:Bass

大塚Live House Welcomeback

open:18:30 start:19:00  close:22:00

charge: ¥3.000(予約) ¥3.300(当日) 別途order(テーブルチャージ無し)

学生割引価格:¥1.600

 


「心の糧」として(9/6のライブ後記)

 

9月6日のShoot The Diceライブ、素晴らしいオーディエンスに応援されて終了いたしました。 

稲毛Apolloでの出演は今回が2回目。今年の頭に初めて出演した際にはほぼ満席で大いに盛り上がり、その場ですぐに2回目のステージが4月に確定したのですが・・・コロナの影響でキャンセルとなり、今回ようやく振替を行なうことができました。 

 

 

(上記2枚の画像は、野々口毅氏のブログより拝借しています) 
 
まだまだ安全対策を厳守しなければならない状況のため、今回は30人限定という公演。それでも予想以上に多くの方々が、前回同様の熱気で我々を迎えてくださりました。間違っても「スムースジャズ」的な内容ではないSTDのパフォーマンス。でもリスナーが1音1音を食い入るように追ってくださり、曲が終わると大きな拍手と歓声が起こる。ご来場の皆様に笑顔があふれる。ご来場のお一人おひとりが毎日のように厳しい現状と向き合って戦っておられる中、衣食住とは別の次元で我々の音楽を「心の糧」として、明日を頑張るエネルギー源としていただけたのであれば幸せです。本当に、本当にありがとうございました。

 

Apolloはステージが広くないため、機材は最小限で挑みました。アンプは「DV Mark」のモデリングアンプをミキサーに直結で。 

 

アコースティックギターは、このバンドでは定番となりつつあるAntonio Sanchezのエレガット。 

 

そして、今回はモディファイから戻ってきたばかりのこれを投入。80年代後半にESPヨーロッパ社で購入した「S-800」というシリーズ。手を加えたことが功を奏し、大活躍してくれました。 

今回のライブにお越しいただいたお客様の一人が終了後に「そのギター、800シリーズですよね?実は自分も同じモデルを持っているんですよ!」と。しばらくギター談義で盛り上がりました。

 

ライブが終わってすぐに次回の日程も確定。また改めてお知らせいたします。

 

次回のSTDステージは10/29に大塚で開催いたします。引き続き応援よろしくお願い致します!

 

2020年10月29日(木)

SHOOT THE DICE

Jun Saito: Drums、伊谷 希:Guitars、野々口 毅:Bass

大塚Live House Welcomeback

open:18:30 start:19:00  close:22:00

charge: ¥3.000(予約) ¥3.300(当日) 別途order(テーブルチャージ無し)

学生割引価格:¥1.600

 

 


「こんなのはじめて〜」

 

80年代にブレイクしたアメリカの「Winger」というロックバンドが2010年にリリースした「Deal With The Devil」という曲の歌詞に、「Party all night, sleep all day. In a Rock’n’Roll heaven there’s hell to pay (夜通しパーティー、昼間は寝過ごす。このロックンロール天国の代償はでかいぜ)」という一節があります。 

 
いたな〜、80年代にはこういう先輩ミュージシャン・・・浴びるほど飲んで、午後まで寝ていて、夜はセッションかライブ。その後はまた浴びるほど・・ 
 
 
・・あの人たち、今はどうしてるんだろ・・・・ 
 
 
今の年齢になってもこの歌詞の通りの生活を続けていたとしたら、寿命が縮まっていることはほぼ間違いないのではと思います(苦笑)。今の時代はミュージシャンという職業でも朝から仕事を始めて、ある程度は生産性の高い生活のリズムが求められているのではないでしょうか。 
 
とはいえ、今週はさすがにちょっと毎朝が早すぎたような・・?連日、早朝からリハーサルやレッスンが入ったことで、早い時には6:00時起床。でも夜のレッスンなどは、遅い時には23:00時ごろまで教えていることも。5時間程度しか寝ることができない日々が続くとさすがに少々キツくなってきます。トシを取ると睡眠が少なくて良いなどという説はウソです(←キッパリ)。眠いもんは眠い(←そりゃそうだ)。 
 
そのような中、今週はある「初体験」をすることに。なんと生まれて初めてカラオケ店。本当に人生で一度もカラオケに行ったことのない自分にとっては「いや〜ん、こんなのはじめて〜」の世界(←お前はアホか)。 


 
もちろん、歌うためではありません(←僕がカラオケで歌い始めたら、慈悲深く射殺してください)。現在、水面下(?)で進行中のアコースティック企画のリハーサルです。 

 

一緒に入ったメンバー。いつも元気でノリノリ。もちろん安全対策は怠りません。 

 

 

リハスタより安くてドリンクバー付きという条件に釣られて入りましたが、意外と隣接する部屋の音が聞こえるのですね。右隣は女の子が2〜3人で歌っていて、左隣の部屋では誰がフルートの練習をしていて・・・・・まだドイツ在住時にケルン音楽大学を訪れた際、校内トイレの右の個室でクラシック声楽科の学生が発生練習を、左ではジャズ科のドラマーがトイレのブラシでスネアワークのシミュレーションを行なっていて落ち着かなかったことを思い出しました(←どんな比較をしとるのだ)。 
 
リハはなかなか順調に進んでいて、細部までとことん話し合って詰めていくことができる充実のチームワークが生まれています。今は色々と不自由な時代だからこそ、じっくりと時間を取ってバンド独自のカラーを確立させるべく頑張りたいものです。まだしばらくかかると思いますが、既に今から本始動が楽しみです。 
 
 
ただ、ハードルが結構高い。たくさん練習せんといかんな、これは・・・ 
 
 
9月上旬にはShoot The Diceの千葉・稲毛ライブです。緊急事態宣言でキャンセルとなった4月公演の振替となります。安全第一で行ないますのでぜひお越しください。  

 
2020年9月6日(日)

千葉・稲毛APOLLO

start:18:30

charge:3.000円(+オーダー)

千葉県千葉市稲毛区稲毛東3-20-8、4F(JR稲毛駅西口より徒歩1分)

カラオケアーサーの店内よりエレベーターで4Fへ

ご予約・お問い合わせ:043-307-9929

ITANI OFFICIAL WEBからもお問い合わせいただけます

 

 


「明日も頑張る」ための活力を(8月4日ライブ後記)

 

8月4日のShoot The Dice大塚Welcomebackライブ、お店のスタッフとお客様のサポートにより安心・安全に盛り上がって終了いたしました。連日のように思わしくないニュースが流れる中、ご来場をためらわれる方々もおられたかと思います。そのような状況下において、お店とバンドの言葉を信じてお越しいただいたお客様にはただただ感謝です。 

 

ディスタンス、消毒、マスクを徹底してのライブ(いつもながらWelcomebackのスタッフが律儀に対策をとってくれました)。ご来場の方々との握手も、近距離での会話も控えめとさせていただきましたが、音楽を通じてそれ以上に交流を深めることができたのではと考えています。人間は衣食住だけではただの動物。音楽やその他の表現を通じて、人の心には初めて命が吹き込まれるのではないでしょうか。改めてそのようなことを感じる一晩でした。

 

まあ、演奏中にはいつも通り色々とやらかしていたように思いますが・・・(←それは反省せい)。 

 
 
今回は、エレクトリックはこれ1本で。年数とともに消耗が激しくなっているので、そろそろ代わりのメインを考えないと・・・

 

相変わらず自由奔放なプレイの野々口毅。ボトムを支えながらも、ギターより音数が多かったりして・・

 

我らの大御所、Jun Saito。なんでも体を痛めていたらしいが、それでこれだけ叩けるなら日本中の若手ドラマーが体を痛めにいくのでは(笑)
 

回を重ねるごとに、このバンドならではのサウンドとグルーヴが構築されていくのがわかり、今後がますます楽しみになってきているSTD。これからも出演会場を厳選、信頼のおけるお店と皆様の安全をしっかりと守りながら活動を続けていきます。明るい話題が少ない今、演奏を通じて皆様に「明日も頑張る」「これからも前向きに」ための活力をお届けできることを願っております。引き続き応援よろしくお願いいたします。

 

次回のステージは9月6日。お店の営業自粛によりキャンセルとなった4月公演の振替となります。

 

2020年9月6日(日)
千葉・稲毛APOLLO
start:18:30
charge:3.000円(+オーダー)
千葉県千葉市稲毛区稲毛東3-20-8、4F(JR稲毛駅西口より徒歩1分)
カラオケアーサーの店内よりエレベーターで4Fへ
ご予約・お問い合わせ:043-307-9929
ITANI OFFICIAL WEBからもお問い合わせいただけます

 

尚、次回の大塚Welcomebackステージは10月29日(木)に決定しました。詳細はまた追ってお知らせいたします。もうしばらくお待ちください。
 
皆様の次回のご来場をお待ちしております!

 

 

 

 


これを味わいたくて

 

さて、外出自粛要請などが緩和され、休業要請の撤廃により、人数制限などはありますがライブハウスにおけるイベントも再開できるようになりました。

 

お店によっては既にライブなどを始めているところもあるようですが、いつもお世話になっている大塚の「Live House Welcomeback」は経営が苦しくなっても最後まで律儀に休業要請に応じてきていて、6/21の週から営業を再開することとなりました。生真面目なこのお店が衛生、人数制限、ディスタンスやその他の安全対策を徹底したうえで再開することは言うまでもありません。

 

2月よりブッキングされていたSHOOT THE DICEの6月24日(水)ライブは、Welcomeback営業再開後の初のワンマンライブ・イベントとなります。お店とは長年の信頼関係を築けているからこそ、安心して開催できると判断いたしました。お客様からは既にご予約もいただいており、長らく楽しみにされていた方々のためにも、本当に良いステージにしたいと考えています。

 


以下、オッサンの思い出話になりますが・・・


僕がギターを始めたのは16歳の時です。幼少時にはバイオリンを学んでいたものの、子供の飽きっぽさにより数年で断念。2度と楽器は始めないつもりでした。

ちなみにロックやジャズのプレイヤーの多くは、有名なアーティストの演奏を聴いたことがきっかけで自ら楽器を始めたと聞きます。でも僕の場合はちょっと違いました。

 

ギターを始めるより遥か以前からポピュラーミュージックを聴いていた僕は、10代前半にはコンサート(とはいえ、どちらかというとアイドル・ポップスに近いアーティスト)にも少しは足を運び、色々なバンドのレコード(当時は主にビートルズなど)も聴いていましたが、それらが自ら楽器を手にするきっかけとはなりませんでした。それが変わったのは、当時住んでいたドイツ郊外の町の公民館で行われたライブです。

今とは異なり、自分が10代の半ばだった70年代には「ライブハウス」などはあまり存在しませんでした。そのような中、二十歳前後の「やんちゃなお兄さんたち」から成り立つロックンロールバンドが、地元の公民館を貸し切ってライブを行なったのです。公民館とはいえ、一応きちんとしたステージがあり、ステージ前には幕まで用意されていて、ちゃんとしたコンサート会場として使用できるハコでした。

 

来場者はバンドの友人たちに加えて、イベントのことを聞きつけてやってきた近辺のやんちゃ兄さんたちと地元の学生たち。キャパ200〜300人ほどの公民館は、たぶん半分も埋まっていなかったのではと記憶しています。

 

そしてライブが始まった時。これほど近くで「バンド」を観たことが無かった子供の自分は衝撃を受けました。ステージ中央にそびえたつドラムセットから轟音で叩き出されるグルーヴ。体を揺さぶる重低音を響かせるベース。そして、圧倒的なサウンドやリズムの洪水を浴びせてくる2台のギター。「生のバンド演奏はこんなに凄いのか!!」と、一瞬で虜になってしまいました。

今から思えば、恐らく大した演奏ではなかったと思います(笑)。ただの、地元のやんちゃなアマチュアバンドのパフォーマンス。でもあれが無ければ、ひょっとすると僕はギターを始めていなかったかもしれない。

それから何十年も経った2019年。久しぶりに東京のBLUE NOTEへ。イギリスのスーパー・ドラマー、Simon Phillipsのバンドを観に行きました。1曲目が始まったその瞬間、急に当時のあの感覚がよみがえってきました。とてつもない音圧の揺さぶるようなグルーヴ。それと一体となって叩きつけられるベース・ライン。その上で縦横無尽に繰り広げられるギターとキーボードのハーモニー・リズム・メロディー。音源や動画では幾度も味わってきた彼らのパフォーマンスですが、それとは比較にならない全くの別物。至近距離の生演奏は迫力と説得力で僕を圧倒してきました。

・・・しかも、今回はホンマに凄い演奏・・・(←当り前じゃ)

「そう、僕はこれを味わいたくて演奏を聴き、自ら演奏してきたんだ」と、自分の原点の一つを改めて認識させられたステージでした。

今はいわゆる「新しい日常」「ニュー・ノーマル」などと呼ばれる時期です。その中で「音楽はこれから配信の時代」「動画で音楽を届けることが主流となる」などと述べる人もいるようです。僕は音源も動画も否定するつもりは全くありません(自分でも配信している)。でも、僕が40年以上も演奏を続けてきた理由は「配信専門ミュージシャン」を目指したからではありません。「音の波形」や「動画データ」だけではなく、自らと参加しているバンドが目前で生み出す音の振動や空気圧、そして何よりも同じ空間にいるからこそ伝わる感情表現と説得力をオーディエンスと共有したいからです。

来たる6月24日にはお越しいただいた方々に、当時の僕が感じた気持ちのほんの一部でもお届けすることができて、我々の演奏で「明日からも「何事にも負けずにまた元気で頑張っていこう」というエネルギーを感じてもらえればと願っています。
  

2020年6月24日(水)

SHOOT THE DICE
Jun Saito: Drums、伊谷 希:Guitars、野々口 毅:Bass
open:18:30 start:19:00  close:22:00

charge 3.000(予約) ¥3.300(当日) 別途order(テーブルチャージ無し)

学生割引価格:¥1.600

 


 

 

 


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PROFILE
ギタリスト・コンポーザー・音楽講師。

幼少よりよりドイツ在住。ミュージカル、ビッグバンド、ブルース、ハードロックからスイングジャズまでのサポートを務める傍ら、自己のバンド「ITANI」でヨーロッパ諸国にて活動。

1997年に帰国。「ITANI」を再結成する。今まで計3枚のアルバムをリリース。最新アルバム「Station To Station」は海外のプレスからも絶賛される。現在、AmazonやiTunes Storeにて好評発売中。

http://itanimusic.com/

LIVE SCHEDULE

2020年6月24日(水)
SHOOT THE DICE
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