「世にも奇妙な物語〜著作権の怪」の巻

 

色々あって、ここ10日間ほどは睡眠時間を削ってまでの作業に追われていたが、その中で妙なメールが入ってきた。著作権協会JASRACからの連絡だが、内容は以下の通り:

 

 

つまり、誰かがドイツのテレビで僕の楽曲を使用したということらしい。それ自体は別に文句を言う筋合いはなく・・・というか、使っていただけるのであれば、それこそダチョウ倶楽部さんばりに「ど〜ぞ、ど〜ぞ」と、何なら他の楽曲もありますよ〜などと自ら売り込みをかけてもいいぐらいなのだが(←欲しがり屋です、はい)、

 

 

ひとつ妙なことがある

 

 

実はこの曲、自分が90年代初頭にドイツで「ITANI」というバンドを立ち上げた時に書いた初期の楽曲のひとつで、過去にリリースしたアルバムに未収録であることはもちろんのこと、宅録で作成した当時のデモテープ以外にはそもそも音源が全く存在しないのだ。そのデモテープも今の時代には遠く及ばないチープな機材などで作り上げたもので、要は単なるバンドメンバーのガイドライン用。とてもテレビで流せるような代物ではない。

 

 

では、何が使われたのか??

 

 

考えられることが一つ。誰かがこの曲を新たに録音し直して持ち込んだということ。他の可能性はあまり思い当たらない。但し、当時のデモ音源を持っている人は限られている。スコアに至っては、ほぼ他人の手には渡っていない。すると真っ先に考えられるのが昔のバンドメンバーだが、彼らは今や散り散りになっていて、中には音楽稼業から完全にリタイアしたやつもいる。とてもそんなことを行なうような状況ではないはずなのだ。

 

仮に彼らのうちの誰かが再レコーディングしたとしても、なぜこの曲を?という疑問が残る。悪い曲ではないが(というか、いつかまた再アレンジして演奏することも考えている)、決してTVBGMに適しているとは思えないからだ。どうせ僕の曲を使うなら、他にもチョイスがあるはずなのだが・・・ 
 
そもそも一般のポップスとはかけ離れた僕の楽曲スタイル、メジャーなシーンで売れたことはないと思うが(←あればさすがに覚えとるはず)、それでも過去にメディアから取り上げてもらったことは国内外でも多少だがある。ドイツのラジオ等でアルバムを流してもらったことも覚えている。しかし、よりによってこの曲だ。90年代当時に、ドイツで「ITANI」を熱心に聴いてくださっていたお客様でさえ覚えていないのではないだろうか。

 

 

何という奇妙な話。

 

・・20年以上が経って、遠い国で自分の楽曲が使われている謎(←多くのアーティストにとって普通だろ)
 

・・見知らぬ誰かに自分の楽曲を再録されている謎(←カヴァー曲でしょっちゅうある話では)

・・自分の楽曲が勝手にTVで流されている謎(←それで食っている人も多々いるとか)

・・下手をすると本当に楽曲使用料が振り込まれてしまうかもしれない謎(←ありがたや〜)

 


 

この奇妙な物語、次はあなたに起こるかもしれない・・・(←別に構わんではないかっ)

 

 


くだらん話はこの辺にして、レッスンへ向かわないと・・
 

年明けのライブ告知です。ぜひいらしてください。 

20191月25日(金)西荻窪Live Spot Terra

SHOOT THE DICE

Jun Saito Drums 伊谷 希:Guitar  野々口 Bass

start19:30(2ステージ、入れ替え無し) charge:¥3.000(+order

お問合せはLive Spot TerraまたはITANI OFFICIAL WEBよりお願いいたします 

 


気力を全部・・・

12/9Shoot The Dice本八幡CoolJojoライブ、熱く盛り上がって終了しました。予想を大きく上回る多くのお客様のご来場、ありがとうございました。

(画像はお客様よりご提供いただきました) 

 

CoolJojoは以前に一度だけライブを観に伺ったことがあるのですが、出演させていただくのは初めて。カフェ・ギャラリーのような素敵な雰囲気の中、自分のような狼藉サウンド(←どんなサウンドだ)の者が演奏しても大丈夫なのかと若干の心配もありましたが、とても親切なマスターの気配りもあり楽しく盛り上がることが出来ました。常設機材も細部までしっかりと行き届いていて、出演者としてはありがたい限りです。

 

今回は日曜日のアフターヌーン・ライブということで、平日にはお仕事のご都合などでお時間が取れない方々にもお越しいただけたようです。そのためSTDは初めてというお客様も多かったのですが、最後まで応援していただき心から感謝です。また来年も出演させていただけるようなので、ぜひまたお越しください。

 

しかし、相変わらずJun Saito&野々口毅のリズム・セクションは凄い。ギタリスト一人では、気力を全部持っていかれるほど(苦笑)。まだまだ修行だ、修行・・・

 

年内のSTDライブはこれで終了です。年明けは、125日からの活動となります。来年も応援よろしくお願い致します! 

20191月25日(金)西荻窪Live Spot Terra

SHOOT THE DICE

Jun Saito Drums 伊谷 希:Guitar  野々口 Bass

start19:30(2ステージ、入れ替え無し) charge:¥3.000(+order

お問合せはLive Spot TerraまたはITANI OFFICIAL WEBよりお願いいたします 

 


還暦を過ぎた頃に・・・?

 

急な予定変更、突然の依頼、想定外の仕事の展開・・・。怒涛の(?)1週間でした。毎日のように「急」「突然」がどこかで生じて頭がウニ状態となり、レッスンの予約時間を間違えたりして(←ギリギリ気が付いて、生徒さんにはバレていないのでナイショです)、自らスケジュールを更にややこしくするという無駄な労力を使ってバタバタと過ごした気がします。

 

そして本日の金曜日:午前からのレッスンを終えた後は、週末に向けての締め(?)として、Shoot The Diceのベーシスト野々口毅氏とアコースティック・リハーサルを行なってきました。129日のSTD本八幡ライブに向けて、新たなレパートリーの仕込みです。

 

ベーシスト/音楽講師として多忙な日々を過ごす野々口氏ですが、それにも拘らずバンドのリハとは別枠で時間を割いて、共に楽曲のアレンジに取り組んでくれるのには本当に感謝です。お互いに相手の持つ強みを生かしつつ、至らない部分を厳しく指摘し合うことでより良いパフォーマンスを目指す。当たり前のことなのかもしれませんが、このレベルのミュージシャンではなかなか実現できないのも事実です。だからこそ、常に演奏内容の向上を目指して一緒に磨き合ってくれる仲間は大切な存在ではないかと感じます。エレクトリック・ギターの演奏が中心となってきていた自分の音楽人生ですが、ここにきて新たにアコースティックのスキルにも磨きをかける機会が生まれていることに充実感を感じる毎日です。

 

もちろん、エレクトリックもこれからガンガン演奏していきますが・・・(12/9のステージはかましたるぞ〜っ)

 

以前、ある大先輩のミュージシャン(年齢からもキャリアからも)が、僕との会話の中で「俺さ、還暦過ぎたころにようやく自由に演奏できるようになる気がするんだよね・・」と話してくれたことを覚えています。自分などまだまだ青二才。これから真に自由に弾ける次元を目指していきたいものです。

 

 12月9日は、年内最後のShoot The Diceステージです。また前回とは異なる楽曲もお送り致します。お見逃しなく! 

2018129日(日)本八幡Cooljojo

SHOOT THE DICE Sunday Afternoon Special Show

Jun Saito Drums 伊谷 希:Guitar  野々口 Bass

start1400(2ステージ) charge:¥2.500(+order

お問合せはCooljojoまたはITANI OFFICIAL WEBよりお願いいたします


幾度弾いても(10/17ライブ後記)

 

1017日のShoot The Dice西荻窪ライブ、お越しいただいた皆様ありがとうございました。盛況だった前回のイベントライブの反動からかご来場者数はちょっと少なめでしたが、演奏中に度々歓声が上がるなどバンドとお客様がしっかりと繋がったように感じたひと晩でした。 

 

Jun Saito、野々口毅と不肖イタニというメンバーのアンサンブルもよりタイトになり、個人的には特にファンク系やバラッドでの呼吸をとても心地よく感じました。いつものことですが、自分が20代の頃に憧れていたマイク・スターンやパット・メセニーなどの楽曲を、その当人たちと実際に共演してきたメンバーとステージで演奏することは、幾度弾いても感慨深いものがあります。

 

今まではこのバンドでのオリジナルは23曲のみで、その他はいわゆるジャズやフュージョンのスタンダード曲をレパートリーとしてきました。このジャンルにおける世界の名曲の数々を、このバンドならではのアンサンブルでお届けしてきたのですが、そろそろこのバンドならではの強みを生かしたオリジナルなどにも積極的に取り組む時期が来たのかもしれません。リズム・セクションの個性があまりにも強烈で、それに見合う曲を書くのはものすごいハードルなのですが・・・頑張ろ・・・

 

さて、11月にはライブの予定がありませんが、12月にはSTD初の午後ライブを行ないます。今まで平日のステージが多かったこのバンドですが、初めて日曜日のお昼過ぎからのライブとなります。お昼ご飯の後にご来場いただき晩ご飯には間に合うという、なんとも気配り溢れるライブ(←自分で言うな)。普段はお仕事がお忙しい方々もぜひお越しください。

 

今後も応援よろしくお願いいたします。

 

2018129日(日)本八幡Cooljojo

SHOOT THE DICE Sunday Afternoon Special Show

Jun Saito Drums 伊谷 希:Guitar  野々口 Bass

start1400(2ステージ) charge:¥2.500(+order

お問合せはCooljojoまたはITANI OFFICIAL WEBよりお願いいたします

 

恐らく年内最後のステージとなります。お見逃しなく。

「リハ」は何の略?

本日は午前よりShoot The Diceのリハーサルでした。1017日の西荻窪ライブに向けての仕込みでしたが、相変わらずハードルの高い数時間となりました。

 

 

前回のワンマンとあまり楽曲がかぶらぬよう、長〜い間プレイしていなかった曲目も取り込んでのリハでしたが、中には完全に忘れていた曲も。ミュージシャンの言い訳No1である「家では弾けていたのに・・・」さえ言えない、つまり「家でも弾けてね〜だろっ!」どころか「レパートリーに入っていることすら忘れていただろっ」的な曲もあったりして、「リハ」とは「リハーサル」ではなく「リハビリ」の略称ではないかと思うような場面も。すっかりドラマチックな仕込みとなりました。

 

幸い、リハ後半には全員のリハビリが完了して(本当は「リハーサル」です、はい)、新たなアレンジやグルーヴなども仕上がりました。同じ楽曲でも、ステージ毎に生まれ変わる面白さがこのバンドの醍醐味の一つです。

 

STDのリハ終了後には、ドラムスのJun Saito氏が今度はジャズ・ギターの巨匠、渡辺香津美氏とのリハに行かねばならないということで、次のスタジオへ送っていくことに。道中、車の中で「自分とのリハが先で良かった・・」と考えてしまったことを後で反省。プロたるもの、知名度もキャリアも関係なく対等のはず。どのようなミュージシャンとも平気で肩を並べることが出来なければ、その時点でおしまいだということを改めて自分に言い聞かせた帰り道でした。

 

1017日(水)、久し振りのレパートリーも取り入れた新鮮なステージをお届けいたします。皆さんぜひお越しください!

 

 

2018 1017日(水)

SHOOT THE DICE

西荻窪Live Spot Terra

Jun Saito Drums 伊谷 希:Guitar  野々口 Bass

open1900start1930(2ステージ、入替無し)

charge:¥3.000(+order

お問合せはLive Spot TerraまたはITANI OFFICIAL WEBよりお願いいたします

 


calendar
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< December 2018 >>
PROFILE
ギタリスト・コンポーザー・音楽講師。

幼少よりよりドイツ在住。ミュージカル、ビッグバンド、ブルース、ハードロックからスイングジャズまでのサポートを務める傍ら、自己のバンド「ITANI」でヨーロッパ諸国にて活動。

1997年に帰国。「ITANI」を再結成する。今まで計3枚のアルバムをリリース。最新アルバム「Station To Station」は海外のプレスからも絶賛される。現在、AmazonやiTunes Storeにて好評発売中。

http://itanimusic.com/

LIVE SCHEDULE

2018年7月19日(木)
Shoot The Dice
西荻窪Live Spot Terra

2018年9月6日(木)
TRIO × TRIO Special Live! - 西岡治彦Band & SHOOT THE DICE
大塚Live House Welcomeback

selected entries
categories
archives
recent comment
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM