傍目から見るより(番外編のお知らせ)

 

さて、Shoot The Dice大塚Welcomebackライブが2日後の425日に迫っていますが、その前に今日は別のお知らせです。

 

以前より不定期に翻訳や通訳の依頼をいただいていますが、ここ23年は報道番組の映像翻訳のお仕事が増えつつあります。過去には「アナザーストーリーズ」や「世界はTOKYOをめざす」(共にNHK-BS)などで、ドイツ語圏における取材の字幕翻訳を任されてきました。

 

そして今回は4/27()に放映される特番において映像翻訳を担当致しました。 

 
2019年4月27日(土) 午後9:00〜午後10:50(110分) 
NHK-BS1 
「BS1スペシャル:個人情報が世界を変える」 
番組ホームページはこちらから

 

この番組では、ドイツ語のインタビューや会話部分の翻訳作業を受け持っています。110分にわたる大掛かりな番組で、今年の1月から断続的に携わってきたお仕事です。映像翻訳は他の翻訳作業より色々な意味で手間がかかるのですが、こちらの仕上げが手早かったせいか追加・追々加・追々々加・・・と依頼が相次ぎ、昨日まで膨大な量の映像に取り組んでいました(いったい何時間分を訳したんだろ・・?)

 

ということで、本日は制作会社のスタジオで映像と字幕の最終チェックを行ない、ようやく全てが完了・・・と思いきや、この後にまだ追加の作業を依頼したいとのこと。放送4日前なのに・・・さすがに大変ですが、制作担当の方々は本当にご苦労様です。とても興味深い番組となると思いますので、お時間のある方はぜひ観てください。

 

以前にも記しましたが、取材で撮影された映像資料から実際に使われるのはほんの一部。自分も番組を観ながら「あの苦労して訳した部分、バッサリ切られている・・」となることもしばしばあります(苦笑)。でもそれが充実した内容を生むための「糧」となるわけなので、決して無駄ではないということも理解しています。演奏活動において無駄な練習や無駄なステージが無いのと同じではないでしょうか。

 

このお仕事に携わる度に、制作会社の方々のお仕事ぶりを見て自分の音楽に取り組む姿勢を改めさせられる気がします。どんな仕事も、傍目から見ているより遥かに大変。それを嫌がらずに前向きに取り組むことが良い結果を生むと信じて頑張っていきたいものです。

 

そして425日はShoot The Diceの大塚ライブ。Welcomebackは久しぶりですが、既にご予約もいただいているようで嬉しい限りです。

 

2019年4月25日(木)

大塚Live House Welcomeback

Jun Saito:Drums 伊谷 希:Guitar 野々口毅:Bass
open:18:30 start:19:00(2ステージ・ワンマンライブ)
charge:¥2.500(予約) ¥2.800(当日)オーダー&テーブルチャージ¥500別
ご予約・お問い合わせはWelcomebackまたはITANI OFFICIAL WEBよりお願いいたします

 


「世にも奇妙な物語〜著作権の怪」続編の巻


咋年1212日のブログで、若い頃に書いた楽曲が今になってドイツのTVで使用されたという話をご紹介しましたが、その後に新たな展開があったので記しておきたいと思います。

 

以前に投稿した時点では正直なところまだ半信半疑の自分でしたが、数日前にドイツの著作権管理団体GEMAから日本のJASRACを通じて「確かにイタニの楽曲が使用された」との連絡とともに楽曲使用料が振り込まれてきました。アルバム等では一度もリリースしたことがなく、古いデモ音源と簡単なスコアしか存在しないはずの曲をどこの誰がどのように使用したかは未だに定かではないのですが、どのような経緯であれおおきに〜・・・ 

 

・・と単純に喜んでいるばかりではなく、詳細を知りたいもので・・・

 

改めて問い合わせてみたところ、楽曲が使用されたのは2017年の4月〜10月間とのこと。この期間中に曲が1回それとも複数回使用されたかは判明せず。微々たる使用料だったので(汗)、恐らく1回限りではないかと思われますが・・

 

世の中には何十万・・いや何百万もの楽曲が存在していて、その多くが各国の著作権管理団体に登録されています。その中からたった1曲の具体的な使用を国際ベースで調査するのは大変。ましてや自分は1997年に帰国の際にGEMAとの契約を解消してJASRACとの信託契約に切り替えているので、今となってはGEMAに直接問い合わせても詳細はまず判明しないのではと考えています。何か亡霊を追いかけているような感もあり(苦笑)、正に「著作権の怪(←お前が勝手に命名しとるだけだろ)」。無形である「音楽」という媒体の管理の難しさを改めて実感しました。

 

それでも


近年、世界中でトリビュート・バンドやカヴァー・バンドが激増していると聞きますが、そのような流れを傍目に微力ながらも40年近く作曲を続け、しかも殆どの楽曲を自らのヴィジョンのみに従って書いてきた身としては、小さいながらもこのような形で結果が出ることは嬉しいものです。これからもコツコツと小さなステップを積み重ねて新しいものを生み出していければと考えています。

 

 

来たる3/31()にも、久しぶりにオリジナルの新曲をお届けします(←まさか、うまく繋げたつもりではないだろーな・・・) 

 

2019年3月31日(日) 
SHOOT THE DICE Sunday Afternoon Special Show! 

本八幡Cooljojo

Jun Saito :Drums 伊谷 希:Guitar  野々口 毅 :Bass

start:14:00

charge:¥2.500(+ order)

お問い合わせやご予約はCooljojoまたはITANI OFFICIAL WEBよりお願いいたします   

 


尻を蹴られて(番外の告知)


今回は約3ヶ月ぶりとなる「番外編」です。

昨年11月のブログでも記しましたが、最近は独和映像翻訳のご依頼をいただくことが増えています。ドイツ語は一応問題なくこなせるのですが、映像翻訳には独特の作業手順があり、結構な時間が掛かかります。でも僕には合っているらしく、有難いことにクライアントからも評価していただいているようなので、いつも喜んでお引き受けしています。 
 
今回の依頼は昨年12月の頭に入ってきて、断続的にですが1月末まで作業に取り組み、今月にようやく番組として放映されることとなりました。昨年11月にも携わった番組シリーズの続きで、今回も東京オリンピックを目指す海外選手のドキュメントです。 
 
この番組シリーズは世界各国で取材を行なっていますが、自分が引き受けるのは(当然ながら)ドイツ語圏内の取材の時です。でも、今回はドイツではなくルクセンブルグ。ルクセンブルグという国ではフランス語、ドイツ語とルクセンブルグ語という3ヶ国語を公用語となっています。そのうち「ルクセンブルグ語」というのは元々ドイツのモーゼル・フランケン地方で19世紀の終わりごろまで使われていた方言と酷似しており、そのためか特にメディア系においてはドイツ語がほぼメインとなっているようです。 
 
取材内容が大変面白かったため、とてもやりがいのあるお仕事をさせていただいたと思います。ただ、今回の唯一ともいえる難点は、日本の取材班と取材対象者の間に入る現地の通訳者が日本語もドイツ語もネイティブではなかったということです(いったいどこの人だったんだ・・・??)。そのため、「取材班の質問→通訳→取材対象者の返事→通訳→取材班」のやり取りがまあまあ危ない「伝言ゲーム」となっており(苦笑)、収録されている双方の会話のかみ合っていない部分をどう翻訳に起こすかに苦労しました。 
 

考えてみると、これは楽器演奏にも通じることかもしれません。何かしらの音楽的な「ルーツ(母国語)」を持たないと、演奏内容に説得力が無くなり「まがい物」に聴こえてくる。だからこそ、少なくとも一つのルーツ・ミュージックを「ネイティブ」として自分のものにすることが大切なのだと思います。
 

幸いにも、今回の翻訳作業もクライアントに満足していただけたようなので一安心。番組の完全版は自分もまだ観ていませんが、とても素晴らしい編集となっていることは間違いないと思っています。 
 
2019224日(日)午後800分〜 午後850分にNHK BS1で放送されます: 
世界はTOKYOをめざす55歳のオリンピアン 笑顔の理由〜ルクセンブルク 卓球〜」 【語り】山口智充 
 
番組サイトはこちらから  

http://www4.nhk.or.jp/sekaimezasu/

オリンピック最年長選手でありながら、まだ次を目指して必死に努力する姿の取材を翻訳していて、自分も尻を蹴られた気持になりました。まだまだ先を目指して頑張らねば。 
 
 
 
自分も、自身をより高めるためにもこのメンバーでステージに立っています。こちらもぜひご注目ください。 

 

2019年3月31日(日) 
SHOOT THE DICE Sunday Afternoon Special Show! 

本八幡Cooljojo

Jun Saito :Drums 伊谷 希:Guitar  野々口 毅 :Bass

start:14:00

charge:¥2.500(+ order)

お問い合わせやご予約はCooljojoまたはITANI OFFICIAL WEBよりお願いいたします  


心機一転

 

さて、前回のライブから2週間近くもほぼ音沙汰なしでおりましたが・・・

 

・・・別に逮捕されたとか、面倒なことに巻き込まれたとかいうことではございません。周りにそのような推測をされる方が時折おられるようなので、念のために強調しておきます、ハイ(←普段の行いが悪いのでは・・・)。

 

実はその間、引っ越しておりました。色々な意味ですったもんだの引っ越しだったので時間が掛かってしまい・・・あ、いや、別に夜逃げとかそのような話ではないので、誤解の無いように、ハイ(←だから普段の行いが・・)。

 

ということで、ようやく新居にての生活がスタート。以前の住まいと部屋のレイアウトなどが大幅に異なるため、まだ馴染めない仕事部屋をどう構築するかで頭の痛い日々です(作業デスクなども全て買換え・・・泣)。音楽機材などは基本的に業者に任せず、ここ数日間は楽器に触れるのは運ぶ時だけで、自分自身が「業者」と化していました(汗)。リハビリも兼ねて、明日からはまた練習せねば・・・ 

  

しかし

 

 

幼少時に親の転勤に伴い海外へ移住して以来、遅くとも34年に一度は引っ越すという生活を続けてきた自分。子供の慣れは恐ろしいもので、10歳頃までは特定の場所に23年住み続けると「ねえ、いつまた引越しするの?」と親に聞くようになるほど「人というものは数年おきに移り住むものだ」という固定観念を植え付けられていました。

 

大人になってからも「引っ越し癖」はなかなか治らず、今までに幾度住まいを変えてきたかは、既に数えるのを諦めています。今回の転居を機に、今後はもう少し腰を据えて落ち着いた生活を過ごしたいと思うところですが、どうなることやら・・・(←色々な意味で怪しいような・・・)。

 

 

次回のShoot The Diceライブまであと1ヶ月となりました。このバンドも短期的な活動ではなく、メンバーがしっかりと腰を据えて取り組んでいくユニットにまで発展した感があります(←お前の引っ越しと一緒にするな)。結成当初は、正直なところ長続きするとはあまり期待されていなかったShoot The Dice。メンバーの技量、キャリア、知名度に加えて多忙なスケジュールも考えると、単なるセッションに止まらずパーマネントなグループにまで成長したことは奇跡に近いと感じています。このバンドのステージでしか味わえないサウンドやパフォーマンスをぜひお楽しみください!

 

2018 年7月19日(木)西荻窪Live Spot Terra
SHOOT THE DICE

Jun SaitoDrums 伊谷 Guitar 野々口 Bass

open19:00時、start19:30 2ステージ入替無し)

charge:¥3.000+order

ご予約はLive Spot Terraまたはメンバーのウェブサイトよりお願いいたします

  
 

写真から音が聴こえる〜ギタリストからフォトグラファーへ

本日は写真撮影でした。

 

必要があり宣材写真(いわゆる「アー写」)を撮ることになったので、前回と同様にプロ・カメラマンの福島志朗氏にお願いしました。 

 

昨年の撮影時にもブログに記したと思いますが、福島氏は元々メジャーデビューの経験もあるギタリスト。僕のバンドに在籍していたこともあり、2003年のアルバム「Between Shadow & Light」では熱いプレイを残してくれています。

 

その後、彼はカメラマンに転向して、今ではあらゆるジャンルの撮影に携わる大ベテランのフォトグラファーとして活躍しています。

 

(例えば、コスプレ・シーンには何の縁も無い僕ですが、彼の手掛けたコスプレイヤーの作品は「凄い!」の一言に尽きます)

 

このような背景を持つ福島氏ですから、ミュージシャンの撮影はお手の物。特にギタリストとのフォト・セッションでは、他のカメラマンが思いつきもしない細かな部分をオーセンティックに設定・撮影してくれるため、本当に助かります。 

 

また、百戦錬磨のプロであるにも拘らず、写真に関してはド素人であるこちらの意見もしっかりと取り入れてくれて、それを期待通り・・いや、期待を遥かに上回るクォリティで撮影してくれるので、こちらはただ身を任せるだけ()。あっという間に撮影が完了してしまいました。単にミュージシャンの「姿を撮る」のではなく、写真から「音が聴こえてくる」福島氏の仕事ぶりに心から感謝です。 

 

福島氏のウェブサイトはこちらから。腕の立つ本物のフォトグラファーをお考えの方、絶対にお勧めです。

  

 

志朗さん、ありがとうございました!またお願いしますのでよろしく! 

 

 

次回のライブのお知らせです: 

 

2018年4月20日(金) 

伊谷 希・仁村 茂アコースティック・デュオ
大塚Live House Welcomeback
伊谷 希(Guitars)仁村 茂(Bass、Vocal、Ukulele)
open:18:30時、start:19:00時(2ステージ 入替無し)
charge:予約¥2.000  当日¥2.500(+table charge¥500&order)
ご予約はWelcomebackまたはITANI OFFICIAL WEBからメールにて  

 

 

ジャズのスタンダード曲、ハワイアンの名曲や昭和の名曲などカラフルなレパートリーを、独自のアコースティック・アレンジでお楽しみいただけます。 ぜひお越しください!


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PROFILE
ギタリスト・コンポーザー・音楽講師。

幼少よりよりドイツ在住。ミュージカル、ビッグバンド、ブルース、ハードロックからスイングジャズまでのサポートを務める傍ら、自己のバンド「ITANI」でヨーロッパ諸国にて活動。

1997年に帰国。「ITANI」を再結成する。今まで計3枚のアルバムをリリース。最新アルバム「Station To Station」は海外のプレスからも絶賛される。現在、AmazonやiTunes Storeにて好評発売中。

http://itanimusic.com/

LIVE SCHEDULE

2019年3月31日(日)
SHOOT THE DICE - Afternoon Show
本八幡Cooljojo

2019年4月25日(木)
SHOOT THE DICE
大塚Live House Welcomeback

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