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2月23日ライブ・リポート追記(初めてのモデリング・ギター・アンプPART 2)

 

さて、昨日に投稿したShoot The Dice2/23ライブ後記(←ぜひこちらもお読みください)に続き、今回もデジタル・モデリング・ギター・アンプのステージ上の使用について記してみたいと思います。ギタリストに特化した、他の方々には恐らくど〜でもいい話かと思いますが(汗)、ご興味のある方はご一読ください。

 

モデリング・アンプをステージで導入するのは今回が2度目。セッティング法などがより見えてきたように思います。 

 

ちなみに、1度目の使用時の感想はこちらからご覧いただけます

 

余談ですが、前回のSTDライブと同様、今回も使用したギターはこの2本。 

 

左が1976年製Gibson Les Paul Custom、右が1980年製の同Les Paul Standard。エレキギターのファンならご存知と思いますが、Norlinという会社がGibsonブランドを所有していた時代の機種で、生粋のGibsonファンには不人気と言われている時代の楽器です。でも、僕はこの時代のモデルが好きで、ピックアップを全て入れ替えて使用しています。

 

 

え〜、脱線しました。モデリングの話でした・・・

 

今回のステージでのアンプ・セッティングは、1度目とあまり変わってはいません。基本的には真空管アンプ大好きな自分ですが、STDに関してはモデリングのほうがなぜかバンド・サウンドにしっくりと馴染む感じがします。不思議なものです。ジャズ系で、良い意味でアナログなアプローチに取り組むバンドなのに、デジタル技術のほうがフィットするという・・・

 

前回の経験談でも述べましたが、デジタル・モデリング技術といっても、出てくる音は正に「ギターアンプ」の音。ロックやブルースを聴き慣れている人でも、目を閉じて聞いていたら違いはまずわからないのではないでしょうか。なにせ、会場のサウンド・オペレーターの方が「違いがわからない」とコメントしているほどです。

 

モデリング・アンプの特色のひとつは、音色を全てデジタル技術で作り込んでいるため、ギターの音をステージ上でスピーカーを鳴らさずに、直接会場の音響システム(いわゆるP.A.システム)にケーブル1本(自分の場合はステレオ出力なので2本)で送ることが出来るということです。ステージ上で自分の音を聞くには、いわゆる「コロガシ」と呼ばれるステージ上のモニタースピーカーに、ヴォーカリストの場合と同じように返してもらえればそれで事足ります。実際の出音が各会場の音響やスピーカー・システムなどにより若干異なってくる部分は、オペレーターにお願いしてミキサーで補正してもらう程度で解決します。今回のライブでは、客席に向けたP.A.システムの音が、ステージ上のモニタースピーカーを遥かに超える素晴らしい音色で、「ずっと客席に座っていて弾いていたい!」と思わせるほど(←無茶言うな)でした。後は自分の演奏がしっかりすればいいだけ。うん、ハイ、そう・・・なんだよな・・・(←なぜ急にしどろもどろに・・・)

 

ギター専用のスピーカーキャビネットを持参しないため、ステージ上の機材はギターとモデリング本体以外はこの小さなペダルボードだけ。機材搬入出の楽なこと・・・(嬉) 

  

デジタル・モデリング技術というものは、プログラミング次第で「何でもあり」の世界です。アンプ・サウンドもエフェクターも可能性は無限に近い。注意しないと、ステージで使えない音を詰め込んだ非実践的なサウンドになってしまうリスクがあります。全てを控えめに、「ちょっと物足りないな」程度にセッティングするほうが、ステージでバンド・サウンドにマッチングした音色が作り込めるのではと感じています。

 

以前の「初めてのモデリング・ギター・アンプPART 1」でも記しましたが、デジタル・モデリング技術は今のエレクトリック・ギターの世界でしっかりと定着しつつあります。反面、ネットなどに掲載されているモデリング・アンプのレヴューなどには「本当に実践で使用したの?」と疑問を持ってしまう記事も少なくないように感じています。最近は価格も少しこなれてきたとはいえ、まだまだ高額の買い物です。購入を検討しているギタリストは、自ら試奏の機会を持つのはもちろんのこと、少しでも「現場」の情報や経験値を収集して賢い選択をすべきではないかと思います。

 

このテーマに関する質問や疑問などは、ITANI OFFICIAL WEBよりメールにてお問い合わせください。出来る限りお答え致します。

 

 

次回のライブは、デジタル技術とは対極にあるアコースティック・ステージです。 

 

2018年4月20日(金) 

伊谷 希・仁村 茂アコースティック・デュオ
大塚Live House Welcomeback
伊谷 希(Guitars)仁村 茂(Bass、Vocal、Ukulele)
open:18:30時、start:19:00時(2ステージ 入替無し)
charge:予約¥2.000  当日¥2.500(+table charge¥500&order)
ご予約はWelcomebackまたはITANI OFFICIAL WEBからメールにて  

 

 

ジャズのスタンダード曲、ハワイアンの名曲や昭和の名曲などカラフルなレパートリーを、独自のアコースティック・アレンジでお楽しみいただけます。 ぜひお越しください!

 

 

 

 


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PROFILE
ギタリスト・コンポーザー・音楽講師。

幼少よりよりドイツ在住。ミュージカル、ビッグバンド、ブルース、ハードロックからスイングジャズまでのサポートを務める傍ら、自己のバンド「ITANI」でヨーロッパ諸国にて活動。

1997年に帰国。「ITANI」を再結成する。今まで計3枚のアルバムをリリース。最新アルバム「Station To Station」は海外のプレスからも絶賛される。現在、AmazonやiTunes Storeにて好評発売中。

http://itanimusic.com/

LIVE SCHEDULE

2018年7月19日(木)
Shoot The Dice
西荻窪Live Spot Terra

2018年9月6日(木)
TRIO × TRIO Special Live! - 西岡治彦Band & SHOOT THE DICE
大塚Live House Welcomeback

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