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両者の橋渡し役として

昨日は都内にて開催された、ドイツの音楽業界を紹介する「German Music industrie meets Japan」というイベントに参加してきました。大手のイベンターからインディーズのレーベルまでがプレゼンを行ない、紹介されたジャンルもヘヴィメタル、レトロポップスからデジタルミュージックまでと豊かで、最後には日系二世のラッパーがパフォーマンスを行なうなどユニークなイベントでした。

 

 

自分もドイツを離れて20年以上経っているので、日本の音楽業界との違いなどが興味深かったのですが、中でも印象的だったのが、ドイツではインディペンデントな中小企業の活躍が目立っていることでした。ほぼ個人経営と言っても構わないような小企業がユニークな発想を打ち出すと、それに賛同するファンがしっかりとついて、最終的には大手のエージェンシーなどと互角に渡り合うという構図が、日本より遥かに「当たり前」として定着していることを確認できました。

 

この仙人のようなお方、実はアナログレコードを主にプロデュースする会社の社長さんです。今のドイツではCDの売り上げが激減し、ストリーミングとアナログレコードの両極端に分かれつつあるとのこと。

 

とても面白かったのが、彼の会社が開発した新しいシステム。アナログレコード・プレイヤーに接続するコンバーターで専用のレコードをかけると、音楽と同時にビデオクリップが楽しめる(!)というユニークなシステム。このような発想もドイツならでは。 

 

パフォーマンスを行なった日系ラッパーがラストのトークショーで「ドイツのアーティストは自らの政治的・社会的スタンスを音楽や私生活で堂々と表現するし、ファンもそれを望んでいるが、日本ではアーティストがそのような言動を行なうと周りから『1アーティストが何を言う。そのようなことは識者に任せておけ』と叩かれる傾向がある」とコメントしていたのも、実際にドイツで活動していた身として頷ける部分でした。

 

日本での活動に興味を持つドイツのアーティストは多くいる。また、ドイツまたはヨーロッパで活動したい日本のアーティストもきっと大勢いるはず。なんらかの形で、この両者の橋渡し役として貢献できれば・・・そのような思いでイベントを開催したドイツの音楽関係者の皆さん。色々と直接に意見交換もできたので、新たなつながりとして今後も発展があることを願っています。皆さんありがとうございました! 

 
 
 
まだ少し先の告知ですが: 

2020年2月6日(木)

SHOOT THE DICE

大塚Live House Welcomeback

Jun Saito:Drums 伊谷 希:Guitar 野々口毅:Bass

open:18:30 start:19:00(2ステージ・ワンマンライブ)

charge:¥3.000(予約) ¥3.300(当日)+オーダー(この日はテーブルチャージはありません)

学生割引価格は¥1.600(+オーダー)

ご予約・お問い合わせはWelcomebackまたはITANI OFFICIAL WEBよりお願いいたします。

 


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PROFILE
ギタリスト・コンポーザー・音楽講師。

幼少よりよりドイツ在住。ミュージカル、ビッグバンド、ブルース、ハードロックからスイングジャズまでのサポートを務める傍ら、自己のバンド「ITANI」でヨーロッパ諸国にて活動。

1997年に帰国。「ITANI」を再結成する。今まで計3枚のアルバムをリリース。最新アルバム「Station To Station」は海外のプレスからも絶賛される。現在、AmazonやiTunes Storeにて好評発売中。

http://itanimusic.com/

LIVE SCHEDULE

2020年2月6日(木)
SHOOT THE DICE
大塚Live House Welcomeback

2020年4月19日(日)
SHOOT THE DICE
千葉・稲毛APOLLO
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