苦労など取るに足らない

 

さて、久し振りのブログ投稿ですが、珍しく音楽とは少々異なるお話です。

 

既に幾度か述べてきましたが、自分は海外で育った縁で、語学関係の仕事もいただくことがあります。近年はAIを使った翻訳ソフトの普及などにより、単純な文の翻訳作業などの需要は減りつつあるのですが(それはそれで困る話なのかもしれませんが・・)、それでも単なる「言葉の変換」以上の内容が求められる場合には、2ヶ国の「お国柄」「国民性」「文化」などに精通している人による作業が必要とされるようです。

 

昨年にもお仕事を依頼されたNHK関連の制作会社より、今回はNHK-BSの番組のために行なわれたロケの映像翻訳を全面的に任されました。放映される番組は60分弱の長さですが、実際に取材で録画された映像データは膨大な量。それに全てタイムコードを入れながら翻訳して書き起こすという作業です。たまたま「ど暇」だった時期に依頼されたので二つ返事で引き受けたのですが、今度は数週間ほど寝る暇もなく仕事に追われることとなり・・・

「誰や、この仕事引受けたんは!」「お前やっ」

(-;)(+_+;)(-_-;)

を繰り返しながらの作業となりました(冗談です。またのご依頼、お待ちしております〜)。

 

でも結果としては制作会社にも大満足してもらったようで(←まだ放映前なのでこれしか自慢できない)、番組の編集作業にも拘らせてもらえました。

 

「世界はTOKYOを目指す」という、2020年の東京オリンピックに関連する番組なのですが、自分が携わった回は「難民選手団」というテーマ。紛争地域などから亡命したアスリートたちにも「オリンピック2020」への出場枠が与えられるという、日本ではあまり馴染みのない話題が中心となっています。物語の中心となる人物はシリアからドイツへ亡命した難民の空手家。単に一人のアスリートの取材ではなく、祖国における非情な体験や、新天地で「難民」が周りの負担とならぬよう努力や苦労をする姿なども伝わってくる、大変濃い内容の番組となっているように思います。

 

自分自身も過去に様々な経験をしてきたつもりですが、この番組の取材を翻訳していくうちに、自分の感じてきた苦労など取るに足らないことではないかと思うようになってきました。素晴らしい番組に関わることが出来たうえに、自分自身の仕事や生活を見つめ直す機会までを与えられたことに感謝です。

 

20181111日 午後800分〜 午後850

BS1

世界はTokyoをめざす「空手がつなぐ 二つの祖国〜シリア難民 空手〜

【語り】山口智充

http://www4.nhk.or.jp/sekaimezasu/x/2018-11-11/11/30021/2756056/

 

お時間のある方はぜひご覧ください。

 

 

本業のほうのお知らせも:来月はShoot The Dice初のサンデー・アフターヌーン・ライブです。お昼ご飯の後にご来場していただき、盛り上がった後に晩ご飯までには帰宅できるという家族フレンドリーなステージとなっています(←どんな売り込み方だ)。もちろん、ご家族全員でのご参加も大歓迎です。

 

2018129日(日)本八幡Cooljojo

SHOOT THE DICE Sunday Afternoon Special Show

Jun Saito Drums 伊谷 希:Guitar  野々口 Bass

start1400(2ステージ) charge:¥2.500(+order

お問合せはCooljojoまたはITANI OFFICIAL WEBよりお願いいたします

 


幾度弾いても(10/17ライブ後記)

 

1017日のShoot The Dice西荻窪ライブ、お越しいただいた皆様ありがとうございました。盛況だった前回のイベントライブの反動からかご来場者数はちょっと少なめでしたが、演奏中に度々歓声が上がるなどバンドとお客様がしっかりと繋がったように感じたひと晩でした。 

 

Jun Saito、野々口毅と不肖イタニというメンバーのアンサンブルもよりタイトになり、個人的には特にファンク系やバラッドでの呼吸をとても心地よく感じました。いつものことですが、自分が20代の頃に憧れていたマイク・スターンやパット・メセニーなどの楽曲を、その当人たちと実際に共演してきたメンバーとステージで演奏することは、幾度弾いても感慨深いものがあります。

 

今まではこのバンドでのオリジナルは23曲のみで、その他はいわゆるジャズやフュージョンのスタンダード曲をレパートリーとしてきました。このジャンルにおける世界の名曲の数々を、このバンドならではのアンサンブルでお届けしてきたのですが、そろそろこのバンドならではの強みを生かしたオリジナルなどにも積極的に取り組む時期が来たのかもしれません。リズム・セクションの個性があまりにも強烈で、それに見合う曲を書くのはものすごいハードルなのですが・・・頑張ろ・・・

 

さて、11月にはライブの予定がありませんが、12月にはSTD初の午後ライブを行ないます。今まで平日のステージが多かったこのバンドですが、初めて日曜日のお昼過ぎからのライブとなります。お昼ご飯の後にご来場いただき晩ご飯には間に合うという、なんとも気配り溢れるライブ(←自分で言うな)。普段はお仕事がお忙しい方々もぜひお越しください。

 

今後も応援よろしくお願いいたします。

 

2018129日(日)本八幡Cooljojo

SHOOT THE DICE Sunday Afternoon Special Show

Jun Saito Drums 伊谷 希:Guitar  野々口 Bass

start1400(2ステージ) charge:¥2.500(+order

お問合せはCooljojoまたはITANI OFFICIAL WEBよりお願いいたします

 

恐らく年内最後のステージとなります。お見逃しなく。

「リハ」は何の略?

本日は午前よりShoot The Diceのリハーサルでした。1017日の西荻窪ライブに向けての仕込みでしたが、相変わらずハードルの高い数時間となりました。

 

 

前回のワンマンとあまり楽曲がかぶらぬよう、長〜い間プレイしていなかった曲目も取り込んでのリハでしたが、中には完全に忘れていた曲も。ミュージシャンの言い訳No1である「家では弾けていたのに・・・」さえ言えない、つまり「家でも弾けてね〜だろっ!」どころか「レパートリーに入っていることすら忘れていただろっ」的な曲もあったりして、「リハ」とは「リハーサル」ではなく「リハビリ」の略称ではないかと思うような場面も。すっかりドラマチックな仕込みとなりました。

 

幸い、リハ後半には全員のリハビリが完了して(本当は「リハーサル」です、はい)、新たなアレンジやグルーヴなども仕上がりました。同じ楽曲でも、ステージ毎に生まれ変わる面白さがこのバンドの醍醐味の一つです。

 

STDのリハ終了後には、ドラムスのJun Saito氏が今度はジャズ・ギターの巨匠、渡辺香津美氏とのリハに行かねばならないということで、次のスタジオへ送っていくことに。道中、車の中で「自分とのリハが先で良かった・・」と考えてしまったことを後で反省。プロたるもの、知名度もキャリアも関係なく対等のはず。どのようなミュージシャンとも平気で肩を並べることが出来なければ、その時点でおしまいだということを改めて自分に言い聞かせた帰り道でした。

 

1017日(水)、久し振りのレパートリーも取り入れた新鮮なステージをお届けいたします。皆さんぜひお越しください!

 

 

2018 1017日(水)

SHOOT THE DICE

西荻窪Live Spot Terra

Jun Saito Drums 伊谷 希:Guitar  野々口 Bass

open1900start1930(2ステージ、入替無し)

charge:¥3.000(+order

お問合せはLive Spot TerraまたはITANI OFFICIAL WEBよりお願いいたします

 


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PROFILE
ギタリスト・コンポーザー・音楽講師。

幼少よりよりドイツ在住。ミュージカル、ビッグバンド、ブルース、ハードロックからスイングジャズまでのサポートを務める傍ら、自己のバンド「ITANI」でヨーロッパ諸国にて活動。

1997年に帰国。「ITANI」を再結成する。今まで計3枚のアルバムをリリース。最新アルバム「Station To Station」は海外のプレスからも絶賛される。現在、AmazonやiTunes Storeにて好評発売中。

http://itanimusic.com/

LIVE SCHEDULE

2018年7月19日(木)
Shoot The Dice
西荻窪Live Spot Terra

2018年9月6日(木)
TRIO × TRIO Special Live! - 西岡治彦Band & SHOOT THE DICE
大塚Live House Welcomeback

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